神経生理学

PowerLabデータ収録システムを使って、神経生理学的なシグナルをインビボ、インビトロで記録し解析できます。神経伝達速度、自発性神経と筋活動、活動電位、誘発電位、脳スライスのスパイク群やフィールドポテンシャルの記録が可能です。


標準8誘導マウスECG記録
PowerLabとChartを使って記録した細胞外スパイク波はSpike Histogramモジュールで解析できます。

標準8誘導マウスECG記録

PowerLabに接続したバイオアンプを使って、運動負荷中のECGや心拍数が記録できます。

標準8誘導マウスECG記録

PowerLabに接続したバイオアンプを使って、運動負荷中のECGや心拍数が記録できます。

標準8誘導マウスECG記録

PowerLabに接続したバイオアンプを使って、運動負荷中のECGや心拍数が記録できます。

PowerLabとDaganCorporationのエキストラセルラー、イントラセルラー、ボルテージクランプアンプとを組み合わせた、電気生理学者のための総合的な神経生理学実習システム(ML870B70、ML870B71、ML870B72)を提供しています。


PowerLabシステムで記録する神経スパイクシグナルは、チャンネルごとに調整可能なアンチエリアシング、ローパスフィルタ機能でリアルタイムで処理し調整します。Chartソフトウェアには多様なデジタルフィルタリング機能が装備されているので、元の生データを忠実に保持しながら、記録した信号を適切に処理します。


SpikeHistogramモジュールはオンライン、オフラインでスパイク波形を分類し細胞外神経スパイク活動を解析します。


このモジュールは記録した複数ユニットのスパイク波形から必要のないユニットを波形の高さと幅で分類するディスクリミネータ機能を持っています。この方法はテンプレートマッチングよりもシンプルで高速で識別できます。ディスクリミネータの設定を変更して、記録したスパイク波をオフラインで解析することも可能です。


Windows用Spike Histogramモジュールは.nexフォーマットでデータ保存が可能なので、容易にNeuroExplorerソフトウェアに転送できます。NeuroExplorerにはautocorrelograms自動相関図、crosscorrelograms交差相関図、バースト解析、スペクトラム解析、Poincaré mapsなどの多彩なスパイク波トレイン解析オプションが備わっています。


刺激に対する神経の誘発反応が Evoked Responseエクステンション (Macのみ)で測定できます。


数値、潜時、ピーク高、半幅、ピークまでの潜時、スロープ、集合スパイクハイト、集合スパイク面積などのパラメータを算出します。PowerLabのアナログ出力を使用して摘出組織に直接刺激を与えたり、別の高電力刺激装置にトリガーをかけたりすることができます。


PowerLabの特長

  • 神経活動の定量化にはSmoothing、Absolute Value、Integration 、RMS 演算が使用できます。
  • Spike HistogramモジュールはRatemeter、 Interspike Interval Histogram 、 Peristimulus Histogram 演算などの解析機能を提供します。
  • データを.nexファイルで保存しておければ、後日NeuroExplorerで解析したり、作成したグラフの印刷に利用できます。
  • Evoked Responseエクステンションを使用すると、ピークハイト、ハーフ幅、誘発反応の潜時期間、スパイク群ハイト、面積が解析できます。
  • データをバイナリーファイルに保存しておくと、ファイルのサイズを小さくしたり、他のプログラムにデータをエキポートしたりできます。

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